母が亡くなり、父の1人暮らしが始まりました。父は昔ながらの職人で、無口で几帳面な感じです。どちらかといえば、厳しい父です。今まで台所に立ち入る事も、スーパーへ買い物に行った事もありませんでした。最初は娘2人が交代でご飯も届けてましたが、父も次第に台所に立つようになってきました。作り方を聞きながらも、今では味噌汁も作れるほどです。簡単なカレーなども沢山作り、逆にお裾分けしてくれる事もあります。台所に立ち洗い物をしている姿など、昔の父からは想像がつきません。思わず涙が出そうな思いと抱き締めたくなるような気持ちと、いとおしさが溢れてきます。干してある洗濯物を見ても几帳面で、さすが!と思います。7年が過ぎ、今では買い物の達人になっています。野菜の特売日、タイムサービスの時間、ポイントがお得な曜日など。私の方が教えてもらう事も多くなりました。それでも、段々と年老いてきます。転んだり、重い荷物がもてなくなったり。車の運転も危なくなってきました。
父は心配をかけまいと頑張っています。元気でいてくれる事に有り難く、今でも尊敬する父です。元気でいつまでも長生きして欲しいです。
でも、一緒に住む日のことを考えて、ひそかに引越し業者をネット見積もりすることも検討しています。